原子力とエネルギーの学習遊園地。

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原子力情報・データ
やさしい原子力
Q


原子力発電所の安全確保はホントに万全なの?


A
万一事故が起きても、周辺に放射線(能)による被害が出ないように何重もの安全対策をとっています。

原子力発電所の安全確保のしくみ

 原子炉の中では、運転に伴ってたくさんの放射性物質が発生します。そこで、原子力発電所では「どのような場合でも放射性物質を外部に出さないこと」を大前提にしています。
このため、
(1)異常の発生を未然に防ぐ
(2)異常が起きても事故に拡大させない
(3)万一事故が起きても放射性物質の外部への放出を防ぐ
 という「多重防護」の考え方に基づいて設計されています。
万が一事故が起きても、原子炉の運転を「止める」(臨界を止める)こと、燃料の溶融を防ぐため燃料を「冷やす」こと、周辺への影響を防ぐため放射性物質を五重の壁で「閉じ込める」ことを行い、安全が十分に確保されるようになっています。
 このほか、原子力発電所は約1年ごとに定期検査を行い、原子炉や燃料、タービンなどを入念に点検して安全に運転できることを確認しています。また、運転員や保修員に対しても定期的に訓練や教育を行うなど、安全確保に努めています。

安全確保のしくみ

原子炉格納容器内部
▲原子力発電所の原子炉格納容器内部(関西電力㈱大飯発電所4号機)

放射性物質を閉じ込める5重の壁

「多重防護」による安全確保のしくみ

キーワード
インターロックシステム
 原子力発電所で運転員が誤って制御棒を引き抜こうとしても、絶対できないようになっているなど、運転員の誤操作を防止する設計システム。

フェイルセーフシステム
 原子力発電所で機器システムの一部が故障(失敗=フェイル)しても、安全(セーフ)側に働く設計システム。安全側とは、運転を止めたり、出力が上昇しない方向。

緊急炉心冷却装置(ECCS)
 冷却材の喪失事故という、通常では考えられない事故を想定して設置した安全装置。万一、冷却系の太い配管が破断して水が大量に流れ出た場合に装置が働き、原子炉の中に水を送り込んで燃料を冷やして炉心の溶融を防ぐ。
 

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