


人と自然、心がかよう環境理想郷(エコトピア)ー池田町ー

池田町では、住民が、日常の生活の中で、自分たちの役割と目標を定め、「環境理想郷」づくりを目指しています。
その一つとして「食Uターン事業」では、家庭から出る生ゴムを牛ふんに混ぜて堆肥にし、その栄養素が新しい作物を育み、再び食材となる資源循環型社会を作る取組みを行っています。
また、その堆肥を使って育てた野菜を、福井市内のアンテナショップで販売しています。消費者に信頼される、農薬や化学肥料を使わない、「ゆうき・げんき・正直農業」という独自の農産物認定制度もあります。
かつて、日本では「あたりまえ」だった、豊かな土、美しい水、澄んだ空気の大自然の中で、安心・安全な野菜が作られています。
大地の恵みを大地に返そう

消費者に喜んでもらえる野菜を作ること、それがおばちゃん達の生き甲斐。
「ゆうき・げんき・正直農業」に登録している農業者は現在123名。
月に1回、農林公社の職員らが畑の様子や野菜の育ち方など適切にアドバイスする。立ち会うおばちゃん達の顔は自信たっぷり。

「こっぽい」とは池田弁で「ありがたい」という意味。
「こっぽい屋」の店頭に立つおばちゃんの気持ちだ。
その日の朝に収穫した新鮮で安心・安全な野菜が並べられる。消費者の顔と心がわかる生産者になるため、おばちゃん達は定期的に店頭に立ち、消費者とコミュニケーションをとっている。

約100人の住民で作るボランティア団体「環境Uフレンズ」が、
この事業を支えている。
家庭から出た生ゴミをメンバーが週に3回、66カ所のゴミステーションを回り回収、堆肥製造施設へ運ぶ。家庭で出た食用廃油も回収し、バイオディーゼル精製所に提供している。

生ゴミが生まれ変わった堆肥の名前は、
「土魂壌(どこんじょう)」。土に魂を入れた。
堆肥製造施設「あぐりパワーアップセンター」で、回収した生ゴミを粉砕し、池田 牛のふんと、もみ殻を混ぜる。40日間発酵させれば、良質の堆肥に変身。


池田町ではこの他にも、生命に優しい米作り運動や菜の花プロジェクトなど、住民の知恵と工夫に満ちた取組みを行っています。
いけだエコキャンドル
食用廃油から作ったエコキャンドルをみんなで灯すイベント。キャンドルの明かりを見つめながら、今の暮らしや地域を振り返り、環境に優しい暮らしを作るために、連携と助け合いの心を育てている。

○作り方
牛乳瓶の蓋に手作りの「芯」をくっつける。ろうそく本体は、住民の家庭から出た廃油と凝固剤をカップに入れて完成。




