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紙は、私たちの生活のいろいろなところで身近に使用されています。今回は福井県ともなじみが深い「紙」について紹介しましょう。 |
■越前和紙
1500年の歴史を持つ越前和紙は、全国的に見ても最高の品質と技術を誇っています。幕府の公用紙として使われていた奉書紙を始め種類が豊富です。さらに最近では壁紙などの建築材や巨大アートなどにも使われています。

■若狭和紙
精選された楮(こうぞ)を原料としているので紙質が強いのが特徴です。最近では美術工芸用紙として和紙人形などに使われ好評を得ています。
■越前和紙と織物の融合「漉き織」
極細の糸でできた目の粗い織物と和紙の原料を一緒に漉き込んで作られています。紙と糸は同じ原料(木)からできているので、糊がなくてもくっつきます。越前市の椿原織物(株)が開発しました。

■水に溶けない紙
紙は、繊維が絡み合ってできています。紙を水に濡らすと、絡み合っていた繊維同士が離れてバラバラになります。トイレットペーパーはこの性質を利用しています。
一方、水に強い紙もあります。和紙に熱や油を加えて強化し、水に強く柔軟性と伸縮性を持つ和紙糸が、越前町の協和テキスタイル(株)で開発されています。和紙100%の肌着やタオルなど地球環境に配慮した商品として人気です。

■バナナから紙!?
バナナを収穫するときに切ってしまう茎から繊維を抽出し、漉くことで「バナナ紙」ができます。バナナ紙を使うことで森林保護に役立ちます。

■紙が日焼けするのはなぜ?
新聞などを長い間保存していると、黄色く変色しますね。
これは、紙に含まれている「リグニン」という成分が光や空気に触れ、黄色に変色するからです。
「リグニン」は紙の原料である木の細胞と細胞をくっつける役目をしています。
一方、薬品を加えて「リグニン」をなくすことにより、変色しにくい紙(上質紙など)ができます。

